Sightglass Coffee: ジャック・ドーシーが出資したサードウェーブコーヒー

サンフランシスコの4大サードウェーブコーヒー*（Blue Bottle、Ritual、Four Barrel、Sightglass）では最も後発のSightglass Coffee（サイトグラスコーヒー）は、それぞれブルーボトルとフォーバレルで経験を積んだJerad & JustinのMorrison兄弟が創業した。
店名は焙煎機にある豆の状態をチェックする小窓Sightglassから付けられたそう。TwitterやSquareの共同創始者であるJack Dorsey（ジャック・ドーシー）が出資していることでも有名。

*コーヒーをコモディテではなく高品質かつワインの様に産地や焙煎による個性を楽しむスペシャリティと捉えるムーブメント。

工場を改装したSoma地区の店舗は、無骨でありながら洗練されていてバーを思わせる。

実際、サイトグラスのコンセプトは、単なるコーヒーショップではなく、ワインバーの様にコーヒーを楽しむ体験を提供すること。そのため、食事はパンや焼き菓子を除いて提供していないし、フリーWi-Fiもない。

店舗は、スペースに余裕を持たせたつくりになっていて、注文を終えた人々は中心に位置する円形のカウンター越しにバリスタの仕事を眺めたり、店内を歩き回ったりと、思い思いの時間を過ごしている。

二階の客席。梁がいい味だしていて、何時間でも居られそうな素敵な空間。

数種類のコーヒーを飲み比べ出来るtop barというバーカウンターが併設されている。top barではこれまでシングルオリジンエスプレッソのみの提供だったが、最近カプチーノやラテの提供を開始したそうなので、近々再訪したい。

カフェラテ 4ドル

苦みや酸味の少ないマイルド口当たりで飲みやすい。カップは小さめ。

サイトグラスの豆やコーヒーは、サンフランシスコの観光名所のひとつフェリービルディングで行われているファーマーズマーケットを始め、Bi-Lite、Rainbow Gorosaryといったオーガニック系スーパー、ベイエリアのいくつかのカフェでも提供されているらしい。

現在は店舗はSomaの1店舗のみだが、近々ミッション地区に新店舗がオープンするとのこと。どんなお店になるのか、今から楽しみで仕方ない。

Sightglass Coffee
エリア: San Francisco Soma地区
住所: 270 Seventh Street San Francisco, CA 94103
営業時間: Mon-Sat 7am-7pm, Sun 8am-7pm
Wi-Fi: 無し
食事: ペストリー