2014/02/10

Four Barrel Coffee: ロックなサードウェーブコーヒー

Four Barrel Coffeeは、サンフランシスコの4大サードウェーブコーヒー*(Blue BottleRitual、Four Barrel、Sightglass)のひとつ。Ritualの共同者であったJeremy Tookerが、2008年に創業。

苦めのコーヒー、木目とモノトーンを基調としたインテリア、アートや音楽にもこだわりが見られる、ロックで骨太な印象のカフェ。

*コーヒーをコモディテではなく高品質かつワインの様に産地や焙煎による個性を楽しむスペシャリティと捉えるムーブメント。

Sightglassが商業地域から少し外れたところにあったり、Blue Bottle Cafeが大通りから一本入ったところにあるのに対して、Four Barrelは古着、雑貨やインテリア系のショップが多く立ち並ぶミッション地区バレンシアストリートの一角に店を構える。看板があるわけでもなく素っ気ない外観ではあるけれど、出入りする人が絶えないので見落とさずに済む。インターネット企業勤務の人や情報感度の高い人が集まるエリアとあって、カフェの前には自転車ラックがあったりもする。

カウンターの中央のレジでオーダー。

ドリンクが出来る10分少々の間、バリスタの仕事を拝見。

4大サードウェーブコーヒーで唯一、牛乳の代替アーモンドミルクを提供している。
試しにラテをアーモンドでオーダー。4.5ドル(カフェラテ4ドル+アーモンドミルク0.5ドル)
やや苦みが強くて、マイルドなブルーボトル等と比較するとパンチのある一杯。

米国に居ると、乳製品を取りすぎる傾向にあるので、牛乳以外の選択肢があるときは積極的にそちらを選ぶようにしている。スーパーでも、豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルクとそれらを使用したアイス、ヨーグルトやクリームチーズ等が販売されているので、種々の理由で牛乳がNGな場合でも、ミルクベースの食品をあきらめなくて良い。

エスプレッソとドリップに特化したCoffee Bar。産地やフレーバーの違いを楽しめるそう。

カウンター内にはレコードコーナー、壁には剥製やアートが配してあり音楽やアートといった空間演出にもこだわりが見える。この日は雨が降ったり止んだりのすっきりしない天気だったけど、RadioheadのBendsがかかっていて、UKロック好きとしてはちょっとテンションが上がった。流行の曲や耳障りの良いジャズ系の音楽もいいけど、骨太なFour Barrelにはロックが似合う。

やっと4大サードウェーブコーヒーとやらをコンプリート。これからは、地元で愛される老舗カフェ等自分で地道に開拓して行きたいな、と。


Four Barrel Coffee
エリア: San Francisco Mission
住所: 375 Valencia St., SF, CA 94103
営業時間: Daily 7am-8pm
Wi-Fi: 無し
食事: ペストリー

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