2014/02/06

場末感たっぷりの映画館で格安映画鑑賞@Bluelight Cinemas

美術館は非常に高価な米国ですが、エンタメ大国ということもあり、映画は日本に比べて割安。現在上映中の映画で調べてみたところ、The Wolf of the Wall Streetで大体大人ひとり10ドル前後。3D上映のGlavityで15ドル前後。日本と異なり映画館や時間により多少料金が異なる。日本での上映にはサブタイトルが付いたりと鑑賞環境も異なるので、この差をどう見るかは意見のわかれるところかと。

そして、今日更に安い映画館を発見。クパチーノにあるBluelight Cinemas


料金は何と、1作品あたり5.25ドル(6時以降は6.5ドル)!レンタルとそう変わらない料金で映画を観られることに感動!ラインナップを見たところ、どうやら少し前の作品を上映している下高井戸シネマ的な映画館のよう。

ふとしたきっかけで、Blue Jasmineが観たくなり検索したところ、一般上映は既に終了しているようで、近隣でヒットしたのが、この映画館だった。客は、私を入れて4組5人。平日の午後ということもあると思うけど、これで採算取れるのかなーとちょっと心配になる。

アジア人口が多いクパチーノだからか、東南アジアっぽい雰囲気のショッピングセンターの一角にぽつんとある小さな年期を感じる映画館。


シネコンが出来る前に地方都市にあった映画館といった感じ。



ピンボールやUFOキャッチャー等のゲームも年期を感じさせる。


ウディ・アレンらしい皮肉とユーモアに溢れたBlue Jasmineは、ニューヨークのセレブ界から堕ちた主人公がサンフランシスコの妹の家(庶民)に身を寄せ、新たな人生を模索、再び華やかな生活に返り咲こうとする話。精神的に追いつめられながらも平静を取り繕おうとする主演のケイト・ブランシェットが、悲哀に満ちながらもコミカルで、ついつい笑ってしまう。映画の舞台は主にサンフランシスコ(とニューヨークが少し)なので、サンフランシスコの町並みを楽しむことも出来る。

日本での公開は、今年5月とのこと。

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