気付いたら、2014年もひと月以上が過ぎていた。
そして、アメリカに来てから4ヶ月が経とうとしている。最初の1、2ヶ月は生活に必要な最低限のモノを揃えること、車の運転に慣れること、そして普通に生活出来るようになることに必死だった。そのフェーズが過ぎると、今度はこの辺りのことが色々知りたくなって、サンフランシスコやシリコンバレーの各都市を散策してみたり、人と交流したくてmeetupに参加し始めたり。そんなこんなで2013年が終わって、気付いた。
英語あまり上達していないかも?
米国に住むからには、普通に仕事が出来るくらいの英語力(特に会話)を伸ばしたいと思っていたのだけど、三ヶ月間ほとんど進捗がないのは、まずい。
ということで、新年、気持ちを新たに、英語力アップに取り組むことに。
一応来る前から英語の勉強はしていて、TOEIC900点オーバー、読み書きメインとはいえ仕事でも使用していたし、会話も海外旅行で困らないくらいのレベル。典型的な日本人なので「読み書き」よりも「聞く話す」の方が苦手で、会話は簡単なやり取りであれば支障はないが、少し複雑ことを言おうとすると途端にしどろもどろになるレベルで数年停滞していた。特に「話す」機会を日本で作るのは難しいので、英語の環境に行けば、自然に伸びるだろうと楽観視していた。
で、結果はというと、英語環境に居るからといって、ただ居るだけでは、急速に話せるようにはならない。一応英会話やESLの集まりに通ったりして、日本に居る時よりは格段に英語に触れる機会が増えたので、挨拶や限定された場面でのやり取りはスムーズになったけど、相変わらずネイティブの会話には全然付いて行けないし、複雑な表現も出来てない。
そこで、少しやり方を変えてみようかと。
その時ちょうど手に取った、関谷英里子氏の「同時通訳者の頭の中」が英語への取り組みを変えるきっかけにもなった。同時通訳にとって大切なことが英会話力向上にも応用出来るという内容で、ためになる学習法がたくさん紹介されている(とても全部は実践出来ないけど、、、)。
この本を読んで良かったのは、「英語の上達速度は初級から中級までは右肩上がりで伸びるけれど、中級以降は上昇カーブが緩やかになる」というのを知ったこと(勉強法とは関係ないけど)。私は既にその緩やかなカーブには差し掛かっていると思うので、多少英語に触れる機会が多くなった位では、あまり伸びを実感出来なかったのかも、と少し気が楽になった。
で、会話力アップのために何をしたかというと、
アウトプットを増やす
インプットを増やす
のふたつ。
具体的には、
アウトプットを増やす
当たり前だけどたくさん実践しないと上達しないので、話せる機会を増やした。
・meetupでESL(English as Second Language)やランゲージエクスチェンジ
(以下LE)の集まりに片っ端から参加。慣れて来たら、ESLよりも、
ネイティブも参加するLEの方が、効果的かも。ハイキングやディナーといった
イベント系のものも多く、一緒に何かしながら会話の練習が出来るので楽しい
・図書館等でやっているESLに参加。移民が多い土地柄のためか、図書館や教会等
で無料のESLクラスが開催されている
・店員さんとたくさん話す。店内をぷらぷらしていると、わからないことある?
というような感じで話しかけられることが多いので、その時に製品について等
何でも良いので質問してみる
インプットを増やす
話す機会が増える程、これはどう表現すればいいんだろう?とか、ネイティブの話すスピードが思った以上に早くて聞き取れない等課題が出て来る。なので、それらの課題を解決するためのインプットが必要。
・昔やってたシャドウイングを復活。車で移動中にラジオを聴きながら、ジムで
Podcastを聴きながら、ぶつぶつつぶやく。聞くだけでなく、話す練習も一緒に
出来るので、効果的
・授業で習った言い回しやネイティブの言い回しを、メモして、覚えて、使ってみる
・ネットやTVはなるべく英語で見る
1ヶ月上記を楽しみながら出来る程度に実践してみた結果、話す機会を多く持ったことで、以前よりもスムーズに会話を運べるようになったし、非ネイティブが集まるESLのクラスとかであれば、あまりストレスなく自分の意見を言えるようになって来た。でもネイティブの中に入ると、全然レスポンス出来ないし、会話の流れについていけないことも多いので、まだまだ感は否めない。でもやっと、アメリカ来てちょっと英語上達したかも~と実感出来ただけでも前進したかなと思う。後、ランゲージエクスチェンジのパートナー等個人的なつながりもちょこちょこ出来て来たのが、英語上達以上に嬉しい。
書き出してみると、すごくストイックに取り組んでるような感じがするけれど、実際は英語に疲れて引き蘢ってる日もあったり。続けることが大事だと思うので、緩急つけて気長にやっていこうと思っている。
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