2016/02/06

teamLab: Living Digital Space and Future Parks

先日、チームラボのシリコンバレーでの個展「teamLab: Living Digital Space and Future Parks」のオープニングに行ってきた。

ニューヨークのPACE Galleryによる、アートとテクノロジーの新しいプログラム「Pace Art + Technology」の第一弾プログラムとして開催されている本展示は、Menlo Parkで今日から開催中。

チームラボの作品は今回はじめて見たが、書道などの手による表現とデジタルによる表現、緻密さと大胆さ、儚さと強さ、といった一見相反する要素が共存していて、表現されている世界に現実が食われそうな不思議な力を放っていた。ずっと見ていても全然飽ないし、むしろ、もっと見ていたいと思う程。

Art + Technologyというテーマもシリコンバレーにぴったりだし、もし展示作品たちがシリコンバレーのテック企業のエントランスに飾られたら、当然の様にその空間に調和しそうだし、きっと素敵な光景になるんだろうな。実際にシリコンバレーにはアートの所有に興味を示す富裕層が多いのか、ギャラリーの顧客と思われる方々には、起業家や投資家だったという年配の方々もちらほら。成功者も、行き着くの先はアートなのか?

書体やCGを合わせた展示作品はどれも動的かつサイズも大きいので、写真や動画でなく、実際に足を運んで体感したほうが、すごさが伝わると思う。とっても素晴らしかったので、会期中にもう一度行きたい。

以下、作品をいくつかご紹介。

個人的に最も好きだった「冷たい命/Cold Life」 

「Light Sculpture of Flames」

部屋一面の花の中。手で触れることで、花や蝶が動く。
花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together - A Whole Year per Hour」「境界のない群蝶 / Flutter of Butterflies Beyond Borders」

「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 – Light in Dark / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as Well, Division in Perspective – Light in Dark」

憑依する滝 / Universe of Water Particles」

スマホから星を飛ばすと、ライトがキラキラ光るアート。
「クリスタル ユニバース / Crystal Universe」


teamLab: Living Digital Space and Future Parks
会期: 2016年2月6日(土)~7月1日(金) (tentative)
会場: PACE Art + Technology(300 El Camino Real Menlo Park CA 94025
開館時間: General Admission: 10:00-19:00 (月曜日休館)

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