2015/02/23

LAでカフェ巡り

サンフランシスコでは、カフェと言えばBlue BottleやPhilz等、個性溢れるカフェそのものが一大カルチャーとなっており、Mac保有率が高いテック系の人々が多く集まる場所でもある。一方、同じカルフォルニアの大都市、ロサンゼルスではどうなんだろう?ということで、LAのカフェを巡っての感想をまとめてみた。


1) 有名カフェの支店が多い
サンタモニカから少し下ったベニスビーチのAbbot Kinney Boulevard沿いには、オークランド発のBlue Bottle Coffeeとシカゴ発のIntelligentsia Coffeeのカフェがある。観光地化されたサンタモニカと異なり、地元感が残りリラックスした雰囲気のこのエリアは、コーヒー片手に散歩するにはちょうど良く、他地域の有名店が集中するのも納得。

Blue Bottle Coffee

Intelligentsia Coffee

他には、ポートランドのStumptown CoffeeもLAに出店している。


2) カフェを併設しているアパレルショップが多い
これはSFではあまり見られない業態で、どちらかというと東京の方がありそう、かつ流行りそう。TOMSやAlternativeはブランド自体のストーリー性が強いので、モノだけでなく体験も一緒に提供するやり方は、世界観が伝わりやすくて理にかなっているなぁと。

TOMS
ファウンダーのBlake Micoskeyがアルゼンチン旅行中に、子供達に靴が不足していることへの気付きをきっかけとして始めた靴とアイウェア(サングラスと眼鏡フレーム)のブランド。One for Oneをコンセプトとしており、靴の販売は一足につき一足を、アイウェア販売額の一部は眼鏡や目の治療が必要な人へ寄付される。同様に、コーヒー豆は水、バッグは出産の安全にそれぞれ販売額の一部を寄付される。

Alternative
ペルー産のオーガニックコットンやアルパカ等のサスティナブル素材を65%以上使用し、環境負荷の少ない染料や通常よりも少量の水を使用して生産されたカジュアルウェアのAlternative。ヴェニスのショップにはカフェが併設されていて、ウェア同様のリラックス感が漂う。

Acne Studios
ダウンタウンにあるAcneのショップも隣のilcaffeと店内でつながっている。


3) フードメニューが充実
日本のガイドブックにも載っているRose Cafeやマクロビオティックのデリを提供するM cafe等、フードが充実したカフェも多い。

Rose Cafe
Venice Beachの人気カフェ。ブランチに食べたフルーツたっぷりの自家製グラノーラが、甘過ぎず美味しい。店名のRoseが全面に描かれたインパクトのあるエントランスが目印。

M cafe
日本人シェフのマクロビデリカフェ。デリには玄米やひじきも使用されていて、レモネードやカップケーキ等アメリカンなメニューとのコンビネーションが面白い。


番外編) おしゃれストリートではスタバもおしゃれ
Ron Hermanがあることでも有名?なおしゃれストリートMelrose Avenue沿いのスタバ。高級住宅も多いこのエリアに馴染むシックな外観。

・まとめ
サンフランシスコでは、カフェはテックと親和性が高いが、LAではカフェはファッションやライフスタイルと近い位置にある印象だった。単にコーヒーを飲むだけでなく、居るだけでその街の特徴やそこに生きる人々の生活まで感じられる気がするから、飽きずに何度もカフェに足を運んでしまう。

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