DoorDashは2013年1月創業。地元レストランからのフードデリバリーを提供するスタートアップで、メンバーはスタンフォードの学生とFacebook、SquareやeBay等出身者。2013年夏のY-combinator卒業生でもある。スタンフォードだけあり、サービスは、パロアルト、マウンテンビューやサンノゼといったサウスベイに集中している。レストランのラインナップも、例えばマウンテンビューだったら、ダウンタウンの人気レストランが大体網羅されていて、日本、スペイン、インド、タイ料理等ジャンルも充実。
早速、日本食居酒屋Gochiからオーダー。
手順は、レストランを選択→メニューを選択→会員登録→住所、クレジットカードの情報、ドライバーへのチップの額を入力してオーダー完了。
初回オーダーでは、利用料の6ドルが無料になる。各メニューの価格は、実際のレストランのメニューにあらかじめ10%程度のチップがのった価格になっているようだ。予想配達時間があらかじめ提示され、今回は60分(平均45分)だった。
オーダー後から到着まで、リアルタイムで状況を把握出来る。
到着!実際の配達時間はオーダーから50分程。早さは正直あまり期待していなかったので、予定より早いことに驚いた。が、このサービス、ただのフードデリバリーではなく、ロジスティクスを最適化するアルゴリズムを用いてドライバーを配置しているそう。フードデリバリーにされも高度なテクノロジーが使われているあたりは、さすがはシリコンバレー。DoorDashのTシャツを着た学生バイトらしき配達人により、写真のパッケージが配達された。
今回オーダーしたのは、鮭親子飯のクレイポット、カニクリームコロッケ、豚角煮。
少し冷めてはいるものの、お店の味がそのまま家で食べられるのは良い。しかも、運転を気にせずお酒を飲みながら、、、
せっかくなので、ヒースの器に移してみる。Gochiの鮭親子飯クレイポットは、カリカリおこげにいくらの塩気のハーモニーが絶妙で本当においしい。
カニクリームコロッケはなぜかコーンも入っているけど、国外で食べられるってだけでかなり満足。ベイエリアの日本食レベルの高さは、海外随一なのではないかと思う。
DoorDashを使ってみての感想としては、地元の人気レストランの料理を家で食べられるという体験はとても便利で楽しい。特にこのエリアでは、どこに行くにも車で駐車場を探すの大変という事情もあり、ニーズは高いと思う。利用料が6ドル(初回は無料)かかるので、一人前のランチだったらかなり割高だけど、複数人での注文(グループで注文して利用料を切迫するこっとも出来る)やお酒を飲むならアリかなと思う。カフェテリアがない、スタートアップといった企業需要も高そう。
同様のフードデリバリー・ロジスティクス系のスタートアップは多数あるが、PostmatesやMunchery等SFの様な都市部中心のものとはエリア的にも一線を画している感があるのも強みだと思う。個人的には、同エリアで展開するGoogleのオンデマンドデリバリーサービスGoogle Shopping Express辺りに売却されるのでは?と思う。
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